ツバキラボ|家具・木製品の企画・製造|岐阜 ツバキラボ|家具・木製品の企画・製造|岐阜

PROJECT

プロジェクト

酒器の概念を覆すウッドグラス KiSEKI

Client
COE⇧ECO
Overview
形、機能、造りすべてにおいて斬新な酒器 ウッドグラス KiSEKIはクリエイティブチームCOE⇧ECOの斬新な発想とツバキラボの高い技術力が合わさることで生まれました。

ピラミッドのような見た目。上蓋、中皿、下皿の3つで構成されており、上蓋を返し、中皿に立てれば酒器となり、下皿にはつまみの一品を載せることができます。
Works
  • 企画立案
  • 調 査
  • 製 材
  • 木材乾燥
  • デザイン・設計
  • 3Dモデリング
  • 試 作
  • 製作ディレクション
  • 加工・製造
  • 施工・設置
Detail

[製作年月]

2022年9月

[販売]

COE⇧ECO(ECサイトはページ下部に掲載しています)

[使用地域材]

ヒノキ
簪:松、山桜

[塗装]

ガラス塗料

About This Consulting

依頼事項・経緯

「枡を作ってほしい」と最初に問い合わせがあり、話を聞くと福岡から岐阜に行くから、少しでも話を聞いてもらえないか?ということでした。岐阜は枡の産地だし、枡メーカーを訪ねる予定があり、そのついでに弊社に立ち寄るんだろうと思いました。しかし、よくよく話を聞くとツバキラボ狙いうちのようです。
そして最初の打ち合わせでその作ろうとしている「枡」のイメージを見せてもらうと、「なぜツバキラボなのか?」という私たちのなぞが解けました。それはいわゆる「枡」ではなかったからです。COE⇧ECO様はこの新しい酒器を世に出したいといろんな業者に問い合わせたけれど、断られ続けてきた、というお話しをされました。

しかし「誰も見たことがないものを作りたい。新しい酒器を生み出したい。」その熱い思いが私たちに伝わってきて、私たちも、「まずはやってみましょう」と答えていました。

課題

誰も挑戦したことがないような形状の酒器。形は作れても、酒器としての機能はどうか。液体が漏れないようにするためにはどんな作り方がいいか、長く使用に耐えうるものにできるか。食に関わるため、接着剤や塗料などの選択も厳しくなります。

課題は山積みでした。

さらに、なみなみ縁まで注いで一合、内側の稜線まで注いで半合になるように作ってほしいなどデザインと機能性を融合させたリクエストなど、とにかく強いこだわりをいかに技術面で応えることができるか、ツバキラボとしての挑戦でもありました。

設計

この形状を実現するためには四方を45度で組み合わせた留め接ぎしか選択肢はありません。しかし、留め接ぎをしたものに液体を入れることはこれまで考えたことがありません。しかもそれだけでなく漏れない、ということに加え、使用に耐えうる耐久性を生み出せるかが問題です。今回、見た目の意匠に簪(かんざし)という技法で接着面の補強をしていますが、それだけではなく様々な方法で補強をしています。特に簪を施さない凛シリーズには外からは見えない、接合部内部に細かい細工を施すことで耐久性を上げています。

試作段階では、様々な制作方法でつくり、塗料や接着剤なども複数試しながら、漏れなど起きないか、シミや色移りが起きないか実験を繰り返しました。

製作

一つ一つにおいて完璧な精度で加工されていなければ、出来上がった後の不具合につながります。板を削り出す工程、カットする工程などどこか一つでも精度が悪くなればこのアイテムの制作は成り立ちません。
そして、ハレの日を彩る酒器には、手に触れたときの滑らかさ、お酒を注いだ時の煌びやかさが求められます。そのため一つ一つ職人が丹精込めて磨き上げています。

Website
https://coeteco.official.ec/

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