子どもたちが思いっきり遊べる、仕掛けいっぱいの園庭遊具
- Client
- 加納西認定こども園
- Overview
- 加納西認定こども園さまの木製の園庭遊具を制作いたしました。
- Works
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- 企画立案
- 調 査
- 製 材
- 木材乾燥
- デザイン・設計
- 3Dモデリング
- 試 作
- 製作ディレクション
- 加工・製造
- 施工・設置
- Detail
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[デザイン・設計期間]
2023年4月~2023年9月
[製作年月]
2024年2月~2024年3月
[使用地域材]
岐阜県産ヒノキ、岐阜県産広葉樹各種
[塗装]
ガラス塗料(撥水セラミック)
About This Consulting
依頼事項・経緯
加納西認定こども園さまから園庭遊具を作ってほしいと依頼されたのは、2年ほど前になります。既存の鉄棒など撤去する代わりに、子どもたちがめいっぱい遊べる木製の遊具を導入したい、というのが最初のご依頼でした。それから幾度も打合せを重ねるなかで、枝などの有機的な形のものをふんだんに活用した遊具というイメージが固まってきました。
課題
木育にもつながり、体全体で思いきり遊べる遊具と安全な遊具を両立することが大きな課題でした。子どもたちの安全を、さまざまな制約事項や先生方のご意見を踏まえながら、ひとつひとつデザインや設計に落とし込んでいきました。
デザイン・設計・製作
遊具は、デッキ部分があり、その下には、ジャングルジムやお店屋さんごっこができるスペースがあります。デッキに上がるには、側面のボルダリング、デッキ下のジャングルジム、さらにはスロープやロープのはしごなど様々なルートがあり、子どもたちが全力で遊ぶことができる仕掛けがいっぱいです。デッキ部分には、壁面が木琴になっているところもあります。また手すりはご要望だった枝を前面に使って制作しています。
屋外の木製遊具ということで、塗料の選定にも時間をかけましたが、それ以上に細やかな定期メンテナンスが重要になってきます。末永く子どもたちがこの木製遊具で遊んでくれるよう、今後とも責任もって手をかけていきたいと考えています。