機能性を重視しながら森林の豊かさを表現した地域ラボ
- Client
- 岐阜大学 社会システム経営学環
- Overview
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                                    文部科学省「地域活性化人材育成事業~SPARC~」に採択され、岐阜大学SPARC事業の一環で設置された地域ラボ・中津川のテーブル、デスク、書棚などの什器を制作しました。
 岐阜の森を象徴する杉、ヒノキ、豊富な広葉樹をふんだんに使った、シンプルながらも多様性あふれるものになりました。
- Works
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                                                                        - 企画立案
- 調 査
- 製 材
- 木材乾燥
- デザイン・設計
- 3Dモデリング
- 試 作
- 製作ディレクション
- 加工・製造
- 施工・設置
 
- Detail
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                                                                        [製作年月]2023年3月 [サイズ・数量]テーブル:635x1400x720mm 8台 
 デスク: 635x1400x720mm 2台
 書棚: 385x1400x800mm 2台
 チラシラック:1000x1250x385mm 1台
 A看板:1ケ
 看板: 1ケ
 [使用地域材]岐阜県産材広葉樹13種 
 岐阜県産材ヒノキ、杉[塗装]木工用オイル 
 蜜ろうワックス
About This Consulting
依頼事項・経緯
岐阜大学社会システム経営学環より地域ラボ 中津川の什器の製作を依頼されました。必要なデスク、テーブル、収納、看板のそれぞれの数量は指定していただき、デザインなどはツバキラボが自由にしてよいという内容でした。
課題
新規で立ち上がる拠点のため、そこで行われる業務や催し物については具体的にイメージがないなかどんなシチュエーションでも使いやすい什器類にすることが求められた案件でした。
デザイン・設計・製作
少人数であっても、大勢が集まっても小回りが効き、使いやすいテーブルや収納をデザイン・設計しましたが、岐阜らしさも表現したいと考え、テーブルの天板は13種類の広葉樹をランダムに使い、その自然資源の多様性を表現しました。また収納やデスクについては、今後の発展やレイアウト変更も容易にできるよう「もくわく」シリーズで構成しました。
チラシラックは、来場者側にはチラシ、オフィス側には書棚として使えるような設計を行い、限られたスペースの中で各什器が有効に機能するような設計を行いました。
A看板は、さまざまなイベントを表現豊かにPRできるように木であってもホワイトボードマーカーで描くことができる仕様にし、窓辺に掲げる看板はUVプリントでカラー印刷をしたものにしました。






